新刊 『100年目の書体づくり-「秀英体 平成の大改刻」の記録』 ご紹介
大日本印刷(株)ではこのたび、DNPオリジナル書体「秀英体」のリニューアルプロジェクト「平成の大改刻」が一段落を迎え、その記録として書籍『100年目の書体づくり-「秀英体 平成の大改刻」の記録』を刊行。本日、ご寄贈いただきました。
「秀英体」は、DNPの前身である秀英舎が創業間もない明治期に開発された書体。印刷技術の変遷とともに改刻を繰り返し、100年以上にわたり多くの出版物に使われ続けてきたが、近年の電子メディアに対応するため、2005年より大規模なリニューアルに取り組んできた。これが「平成の大改刻」プロジェクトであり、7年の歳月をかえ、10書体、12万文字の秀英体ファミリーを整備・開発。
本書は、その軌跡を記録したものである。開発のプロセスをつぶさに紹介することで、書体づくりの過去から現在、そして未来への足掛かりについて、書体にふれるすべての人々と共有したい、という思いで編纂された。
タイトル:『100年目の書体づくり-「秀英体 平成の大改刻」の記録』
発行:大日本印刷(株) 2013/10/9発行
体裁:26×19cm/143ページ
2013年10月22日 3:16 PM | カテゴリー:お知らせ一覧