『印刷会社の生存戦略』を受入れました。
著者である光山忠良様より、上記の資料をご寄贈いただきました。
(以下、本書裏表紙より引用)
本業消失に備えよ!
IT時代の到来とともに印刷出荷額が半減する中でも、
大手印刷会社はデジタル・マーケティングを駆使し、電子デバイスを開発し、
アウトソーシング事業に参画することで、あらたな事業領域を開拓していった。
しかし中堅・中小印刷会社は?印刷に固執し、情報産業としての変革を怠った結果、
マルチメディア時代にも立ち遅れ、新たなビジネスチャンスを取りこぼし、
印刷出荷額の下落とともに売り上げを落としていったのではないだろうか。
もう表層的な変革はやめよう。会社の事業領域を抜本的に見直そう。
「生存戦略」とはおこがましい言葉だというのは分かっているが、
変革し続けなければ、生き残れないのは事実なのだから。
この本は、印刷会社を100社以上取材してきた著者の集大成であるとともに、
著者なりの業態変革への試案である。なんらかのヒントになることを願う。
≪目次≫
はじめに
第1章 印刷業界の苦境の要因
ITに振り分けられる広告予算
乗り遅れた多メディア展開
印刷ネット通販と「誰でも印刷屋さん」の時代
地方の過疎化と官公需の低迷
DXとペーパーレス化
雑誌の低迷と読書離れ
環境問題と人口減少に直面する包装印刷
第2章 マーケティング支援会社への道のり
アンゾフの成長マトリクスを生かす
顧客が求めているのはドリルか穴か
学校もお寺もマーケティング活動
地域活性化ビジネスとの親和性
その業界とサービスの専門家になること
第3章 アウトソーシング事業に商機あり
伝票印刷会社の成長ストーリー
印刷発注業務もアウトソーシング事業の一つ
人件費の「低さ」を強みに
事務局運営という理想形
第4章 ワンストップサービスの可能性
印刷付帯サービスを取り込め
「垂直統合」型ワンストップサービス
商品のバリュー・チェーンを一手に握る
「水平統合」型ワンストップサービス
第5章 印刷会社の設備戦略~デジタル印刷機を中心に~
デジタル印刷入門.
コンテンツ・バリアブルが普及しないわけ
「オフセットの逆襲」
ソリューション・デバイスとしてのデジタル印刷機
DMとチラシの未来.
第6章 人材戦力
印刷発注者としての思い出
誰をバスに乗せていくか
AI時時代の人材戦略とは
第7章 終章~印刷業がなくなる日~
参考文献
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タイトル 『印刷会社の生存戦略』
著 者 光山忠良
発行元 みつや出版事業部
発行日 2023年05月15日
体 裁 B6判、120ページ
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2023年7月10日 1:23 PM | カテゴリー:新刊情報一覧