所在地
〒104-0041 東京都中央区新富1-16-8
日本印刷会館3F
電話 03-3551-0506
FAX 03-3551-0509
E-mail info.print-lib@jfpi.or.jp
印刷図書館だより
印刷図書館倶楽部 Blog
ぷりんとぴあ
印刷用語集

新刊情報一覧

『日本語活字印刷史』を受入れました。

SKM_C22719052212310

発行元である(一財)名古屋大学出版会様より、上記の資料を受入れました。

(以下、発行元のHPより引用)
西洋式活版印刷術に内在する論理とのせめぎあいのなか、
漢字と仮名による多様な書字活動は、どのように活字化されたのか。
技術のみならず文字の性質や書記様式・言語生活等に注目し、
嵯峨本など古活字版から、宣教師らによる明朝体活字の鋳造を経て、
近代日本の活字組版まで、グローバルな視野で描きだす力作。

≪主な目次≫
序 章 活字の論理 ― 日本語活字印刷史への視角
   1 アコスタの世界認識の方法
   2 印刷出版による階層化
   3 REDUCIR の論理
   4 木版印刷という選択
   5 日本イエズス会版の位置
   6 朝鮮の鋳造活字 ― 活字の東と西
   7 本書の構成

 第Ⅰ部 古活字版のタイポグラフィ ― 活字・組版・異版

   導論 漢字仮名交り文の古活字版を論じる理由

第1章 嵯峨本 『伊勢物語』 の活字と組版
   1 資料と分析方法
   2 仮想組版の試み
   3 木活字について
   4 慶長13年初刊本の異版問題と部分異植字
   5 慶長13年再刊本の活字と組版
   6 異版の制作方針
   7 まとめ

第2章 古活字版の仮名書体
   1 仮名を活字に載せるということ
   2 キリシタン版と古活字版の連続活字
   3 漢字仮名交り文古活字版の活字規格と組版 ― その諸相
   4 嵯峨本 『伊勢物語』 のタイポグラフィ
   5 変容する印刷書体

   小括 古活字版と近世木活字版の間

 第Ⅱ部 漢字鋳造活字の開発 ― その歴史と背景

   導論 終点としての起源

第3章 ヨーロッパ東洋学・聖書翻訳と漢字活字の開発
   1 『廻国奇観』 の木活字
   2 活字の 〈政治〉 性
   3 フランス王立印刷所の木活字
   4 レミュザの 『漢文啓蒙』
   5 セランポール・トリオと聖書印刷
   6 イギリス東インド会社所有の彫刻活字
   7 マラッカ英華書院の彫刻活字
   8 イギリスにおける漢字活字制作の先駆

第4章 中国プロテスタント伝道印刷所の漢字活字
   1 ダイアの試み
   2 分合活字の開発と中国プロテスタント伝道印刷所への導入
   3 上海墨海書館と香港英華書院の活字書体
   4 もうひとつの分合活字 ― ベルリン・フォント
   5 漢字統計調査の意味
   6 明朝体と活版印刷術

   小括 そして、日本へ

 第Ⅲ部 近代日本における印刷表現様式の成立

   導論 明朝体活字の導入がもたらしたもの

第5章 開化の軋み ― 揺籃期の日本語タイポグラフィ
   1 川崎道民の選択
   2 書体の意味論
   3 仮名書体が表象するもの
   4 字間が表現するもの ― 活字による韻文の印刷表現様

第6章 テクストを分節するもの ― 句読法の意味
   1 テクストの分節と階層化
   2 息継ぎと句読点
   3 出版と句読点  
   4 使い分けられる句読点
   5 組版と句読点
   6 句読点による意味解釈の統御

   小括 〈声〉 の行方

**************************************************************
タイトル 『日本語活字印刷史』
著 者  鈴木 広光
発行元  (一財)名古屋大学出版会
発行年  2015年2月15日
体 裁  A5判、初版第1刷、346ページ
**************************************************************

『カレンダー年鑑2019』を受入れました。

SKM_C22719052716351

発行元である(株)日本印刷新聞社様より、上記の資料をご寄贈いただきました。

≪主な目次≫
・カレンダーの国、ニッポン。
・第70回全国カレンダー展
 入賞作品と入賞へのキーワード
・2019 CALENDAR DATE FILE
・第70回全国カレンダー展
・2019年・第70回全国カレンダー展入賞者へのキーワード
************************************************
タイトル 『カレンダー年鑑2019』
発行元  (株)日本印刷新聞社
発行年  2019年4月1日
体 裁  A4判 背幅15㎜
************************************************

『日本のオフ輪 調査年報2019』を受入れました。

SKM_C22719052716350

発行元である(株)日本印刷新聞社様より、上記の資料をご寄贈いただきました。

≪主な目次≫
【分析編】
 商業・出版用は326事業所・979台
 新聞用含め396事業所で1256台が稼働
 ―2018年度オフ輪設置状況調査結果―

【全国オフ輪設置事務所一覧】(都道府県別)
 商業・出版用オフ輪設置状況
 新聞用オフ輪設置状況

【機資材】
 オフ輪機種一覧
 オフ輪関連機資材一覧
 印刷・関連機械の生産統計
 印刷機械の輸出入
 紙の生産・出荷推移

************************************************
タイトル 『日本のオフ輪 調査年報2019』
発行元 (株)日本印刷新聞社
発行年 2018年12月25日
体 裁 A4判、80ページ
************************************************

『出版の崩壊とアマゾン 出版再販制度〈四〇年〉の攻防』を受入れました。

SKM_C22719051313450

(一社)日本印刷産業連合会様より、上記の資料をご寄贈いただきました。

≪目次≫
序章 アマゾンへの出荷停止
第1章 再販制度廃止をめぐる攻防
第2章 ポイントカード戦争
第3章 公正取引委員会の反撃
第4章 再販制度の存置が確定
第5章 アマゾンと出版崩壊
終章 出版敗戦前夜

********************************************************
タイトル 『出版の崩壊とアマゾン 出版再販制度〈四〇年〉の攻防』
著 者  高須治郎
発行元  論創社
発行年  2018年11月20日
体 裁  19.5㎝×13㎝ 初版第1刷 324ページ
********************************************************

『日本紙幣の肖像やデザインの謎 紙幣の図柄などに関する歴史を探る』を受入れました。

SKM_C22719050813290

植村 峻様より、上記の資料をご寄贈いただきました。

本書は、日本貨幣商協同組合が毎年5月頃に開催している
「国際コイン・コンヴェンション」の記念講演において、
著者である植村 峻氏が行ってきた11回分の講演の要約を
取りまとめたものとなります。

≪主な目次≫
第30回東京国際コイン・コンヴェンション(TICC)記念出版について
第1章 華麗な地模様を採用した初の「聖徳太子」肖像の乙百円券など
第2章 ユニークな図柄を採用した国立銀行紙幣(旧券・新券)の話題
第3章 戦時体制下において紙幣製造に超多忙だった印刷局
第4章 戦後70年回顧、連合軍の占領下で発行されたA券シリーズ券
第5章 贋札との戦い、古今東西の贋札事情
第6章 日本紙幣の肖像についての話題
第7章 日本紙幣に使われた漢字
第8章 ドイツ生まれの新紙幣「明治通宝」「ゲルマン紙幣」をめぐる話題
第9章 お札に描かれた聖徳太子
第10章 日本における緊急・簡易紙幣の製造
第11章 日米で名声を博した天才凹版彫刻師「大山助一」の紙幣肖像彫刻の名品
[付録1]改造兌換銀券百円券(めがね札)の話題
[付録2]不発行となった裏白銀行券の謎

**************************************************************
タイトル 『日本紙幣の肖像やデザインの謎 紙幣の図柄などに関する歴史を探る』
     第30回東京国際コイン・コンヴェンション(TICC)記念 記念講演集
著 者  植村 峻
発行元  日本貨幣商協同組合
発行年  2019年4月27日
体 裁  B5判、192ページ
**************************************************************

↑ ページトップ