新刊『ハンドプレス・手引き印刷機』(板倉雅宣著)が寄贈されました。
活字で印刷する仕事は、オフセット印刷に変わり、現在ではパソコンで文字を組んでプリントアウトすれば誰でも印刷できるようになった。明治初期になって、印刷機は木製から金属性になり、版は木版から活字になり、マレン摺から機械刷りになり、活字を量産販売するようになった。明治9年頃になると動力が導入されるが、各社によって導入時期は40年ころまでと様々であったが、次第に普及されるにつれ、手引き印刷機は終焉を迎えるようになる。そのような明治の印刷機械の事情を探った本。【板倉雅宣著 2011/9/15 朗文堂発行/B5判97頁/蔵書番号De096印刷機械】
2011年9月21日 3:01 PM | カテゴリー:お知らせ一覧